計算ミスのなくし方

みなさん、こんにちは!


個別指導エミオンです。

保護者の方と面談をさせていただいているときに、
よく「計算ミスを何とか直したい」
とお聞きすることがあります。

そこでいつも私がお伝えしていることは、

計算ミスは、
ほぼ100%意識の問題である

ということです。

ここでは、問題の理解が追い付いていないとか、
そもそも計算の仕方がわかっていないとか、
そういう問題は一旦置いておいてお話しします。

それは、正確には「計算ミス」ではなく、
理解不足が原因です。

その場合は、
適切に理解するところからはじめましょう。

ここでは、ちゃんと計算は理解しているし、
テストが返ってきたらすぐに間違いに気づく、
といった場合。

あり得ない状況ですが、
もしこの問題を計算ミスしたら、あなたの命がとられる、、、、
という状況であったなら、
ほとんどの人において、
ミスは極限まで減らせるのではないでしょうか。

慎重に問題を解くでしょうし、
字も丁寧に書くでしょう、
見直しだってすると思います。

結局、そういうことなんです。

つまり、

「たかが計算ミス。次合わせればいいや」
って軽く考えているひとが大半です。

「たかが計算ミス」

そんなことは決してありません!!

例えば、入試では1点に何人もの人が集まり、
それで合否が決するのです。

「計算ミス」が原因で、涙をのむことだってたくさんあるんです。

「そんなこと言ったって、毎回毎回緊張感を保つなんて無理、、、」

という声が聞こえてきそうですが、

では、どうすればよいか。

日頃からの勉強姿勢を見直すのです。

いつもだらだら過ごしている人が、
試験中だけ緊張感を保つ、
なんてできません。

日頃の習慣が何よりも大切なのです。

みなさんに心掛けてほしいことを3つお伝えします。

まず、1つ目

【字を丁寧に】

当たり前すぎますね。

でも、なかなか出来なくないですか。

ここで大事なのは、
「綺麗」な字ではなく、「丁寧」な字だということ

別に、計算過程って誰かに見てもらうものでもないことがほとんどです

だから、書道をならって、、、

とかそういう話ではなくて、
自分で間違いなく読める「丁寧さ」が必要ってことです。

字の綺麗さって個性があるし、
そんなの今はどうだっていいんです。

小さすぎず、大きすぎない

よく、「aが9」にみえたり
「Zが2」に見えたりする計算用紙を見つけます

その時はみんな言うんです。

「自分は分かっているから、大丈夫!」

確かに書いた直後などは、
自分の記憶にも残っているからいいんです

でも、テスト直前の見直しの時、
テスト返却後の間違い直しの時、
はたして覚えているでしょうか。

結局は、緊張感をもって丁寧に書くことが一番の近道なんです。

ちなみに、筆算とか物差しを使って書きなさい、って指導する学校の先生がいるようですが、個人的には完全に無駄だと思います。
これは、丁寧とかの話ではないし、物差しなかったらどうなるんでしょう?

次に、2つ目

【今よりも、スピードを落とす】

つまり、急ぐな、ということです。

えっ?でも、試験では急がないと時間切れになるし、、、

確かに、ノロノロしててはだめです。

でも、計算ミスをしてしまう人って、
あまりにも、速すぎるんです。

車で言うと、
まだ運転もしたことがないような人が、
いきなり高速道路で暴走している感じ

そりゃ、事故が起きます。

では、車の運転がうまくない人が事故を起こさないようにするには??

車の運転をしないことも一つでしょうが、
みなさんは、計算をやめるわけにはいかないはず

であれば、スピードを落とすことが一番楽な方法ですよね。

ゆっくりな人に急げ!は無理でも、
速い人がゆっくりに、はできるはず

意識の問題ですからね。

ゆっくり慎重に進めることで、周りが見えます。

途中で間違っていることにも気づくでしょう。

少し時間がかかるようになってもいいんです。

長期的に見れば、計算能力は間違いなく上がりますから。

最後に、3つ目

【途中式を書く】

これ、みんなやらないんです。。。
一番効果的なのに。。。

だって、「面倒だから」

わかる!!!

でもそりゃ、計算ミスしますよ。

筆算だけ書くのもNGです

しっかりと途中式を書いて、そのうえで筆算をしてください

一気に計算ミスが減りますよ

なぜなら、途中式を書くことでミスに気付くから。

また、頭の中を可視化することにもつながり、

スムーズに解答にたどり着くことができます。

暗算が苦手でも、計算ミスとは関係ない。

もちろん、そろばんも関係なし。

そもそも暗算で答えを出しなさい、
っていう問題ほとんどなくないですか。

暗算に自信がないのに、無理やり暗算でやろうとするから間違うんです。

暗算がカッコいいとか、そんなのは幻想です。

正解にたどり着くことこそが大切であり、正義なんです。

計算ミスがほとんどなくなるころには、勝手に暗算ができてますよ。

そんなこんなで色々書いてきましたが、

人間なので誰にだってミスはあります。

でも、それをできる限り0に近づけたい。

例えば、京都府公立高校入試問題の数学、
大問1の(1)レベルの問題は、
100問やって99問正解1問ミス

それでもダメだと思います。

1%もミスするようならまだまだ。

もっと意識を持ってやっていきましょう!

ここに書いたことは、能力云々の問題ではなく、意識の問題で絶対にできることばかりです。

やるか、やらないか、
そこだけです。

ではまた!

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