テスト返却後には何をしたらよいのか。
みなさん、こんにちは!
個別指導エミオンです。
先週には、二条中の定期テストも終わりました。
皆さん、出来はいかがだったでしょうか。
出来た人、あまりうまくいかなかった人、いろいろあるでしょう。
以前、模試の記事でもお伝えしましたが、試験は受け終わってからが重要です。
特に、自分の答案を見直す、つまり、「答案分析」をして、弱点を克服していくことが大切なのです。
模試では、的確に答案分析した結果が成績表として返却されますが、定期試験についてはそうはいきません。
自分で答案分析するしかないのです。
では、どうすれば適切な答案分析ができるでしょうか。
以下では、「答案分析の仕方」そして、「答案分析後の学習方法」についてみていきましょう。
①答案分析をする上で意識すること
科目によって細かな違いはありますが、大切なことは、どの教科でも同じで、至ってシンプル。
複雑なことなんか考えなくてもよいのです。
それは、ズバリ、「ケアレスミスなのか、理解・知識不足による間違いなのかを峻別する」ということ。
そうすることで、「理解・知識不足による間違い」が起こった問題を、自分の弱点として把握することができるのです。
間違った原因が、「ケアレスミス」ならば、何度解きなおしをしてみても、実力は上がらないのです。
ちなみに、ケアレスミスの代表格、「計算ミス」を減らす方法はこちらをお読みください。
②具体的な答案分析の方法
答案分析の細かなやり方は、個人で違いはあってよいと思いますが、私は、返却された答案をモノクロコピーして、
Ⅰ:完全に正答したといえる問題=無印
Ⅱ:勘で正答になった問題=赤で△
Ⅲ:ケアレスミスで間違えた問題=黒で✓(チェック)
Ⅳ:理解不足・知識不足によって正解できなかった問題=赤で×
Ⅴ:赤で×がついた問題について、「なぜ間違えたのか」を青で10文字以内で記入
というルールを決めています。
ここで、一番注意が必要なのは、「勘で正答になった問題」です。
これが、厄介なんです。
一見、○がついているので、自分以外が答案分析してしまうと、「たまたま合っていただけ」という判断ができないのです。
もちろん、本番では、点数を取ったもの勝ちですので、それでも良いのですが、定期試験などはそこがゴールではありませんよね。
次回以降の大切な試験で運悪く間違うことがないよう、自分に正直に△印をつけていきましょう。
また、間違えた問題に対して、簡単に「間違えた理由」も書けるようになるとよいでしょう。
ただし「理由」を書くのは、非常に難しい作業です。
ですが、理由を発見できれば、もう弱点補強の半分以上が終わったとみてもよいでしょう。
水漏れ工事だって、どこに穴があるかわかれば、対処も容易ですよね??
そのくらい、「間違えた理由」というのは、大切なのです。
最初のうちは、なんとなくでも構わないので、何かを書き込む癖をつけましょう!!
③印をつけ終わったら、解きなおし
一通り印をつけおわったら、答案分析は終了です。
次に、解きなおしをしていきます。
解きなおす問題は、赤で印が入っている問題です。
ケアレスミスの問題は、やる必要はありません。
解きなおしは、わからなかった問題をするわけですので、非常に骨の折れる作業です。
ですが、定期試験に出題されている問題は、該当分野の主要問題。
普通の問題集をやるよりも、ずっとずっと効率的なんです!!
分からない問題も、先生に聞くなどして徹底的に理解しましょう。
当然ですが、自分ひとりで正答にたどり着けるようになるまで、何回もトライしてくださいね。
理解してても、1人で正答にたどり着けるかは、また別問題です。
④+α
ここまで進めてきただけでも十分効果はあります。
でも、あと少し、もう一歩上を目指すためには、「類似問題」を解きましょう。
「類似問題」とは、自分の赤印がついた問題と似た問題のこと。
ここで、しっかりと正答できるようになるくらいまで仕上げると、定期試験を100%活用できたことになります。
使う教材は、塾の教材でも市販の教材でも何でも構いませんが、できるだけ問題数の多いものを選びましょう。
定期試験は格好の成績向上ツール
ここまで、定期試験の答案返却後にした方が良いことをお伝えしてきました。
定期試験は、先生が大切だと思う問題を集めているので、どんな問題集にも勝るツールとなりえます。
それを活用しない手はありません!!
いままで、点数を見てポイッと捨ててしまってた人もいるでしょう。。。
答えを見て写して、復習をしたつもりになっていた人もいるでしょう。。。
今後、このブログを見て、少しでも効率的な定期試験の復習を実践していってもらえると幸いです。

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